最近入っているチラシです。
小学生からのお問い合わせがなぜか多いです。
新中1生向けに、小学校総復習テストを3月20日(日)に実施します。
詳細は近日中にブログにアップします。
通塾をご検討いただいている方から優先的にご案内いたします。
今晩は、本日も粛々。
高校生の国語、それから去年と今年の中3の国語の時間に、
最近話題の、反知性主義の話をしました。
そしたらびっくり。
東大と阪大で、反知性主義に関する文章がどんぴしゃで出ていました。
両方とも出典は、内田樹(たつる)氏からで、
私が参照していたのは森本あんり氏と佐藤優氏の本で、
大元ネタの、リチャード・ホーフスタッター氏『アメリカの反知性主義』を購入し、
春期講習明け読書リストの2番手にしていました。
(一番手は長州力の自伝です・・・笑)
出題ネタを当てたどうこうより、
強調したいのは、東大や阪大など難関大は感度が高いということです。
内田樹の『日本の反知性主義』の発刊は2015年3月です。
論壇でも一昨年くらいから話題になっていた概念です。
それがもう入試問題に出ているわけで、
これらの大学の教授が、
「私たちの大学に入って来るなら、これくらいわかって欲しい」というメッセージが、
バンバン伝わってきます。
昔、現代文の授業で聞いたことがあります。
偏差値が高い大学ほど、新しい本から出題してきて、
偏差値が低い大学ほど、日本と欧米の比較文化論など、昔ながらのテーマを出題する。
本を読まない人が悩んで出した論理は、
たいてい18世紀くらいまでに人類がとっくに結論が出ている話であることが多い。
実に示唆的だ、と。
日本最高峰の知の結晶たちが、
どのような文章を、未来を担う人たちに読んでほしいと思うのか。
入試問題はこう見ると、面白いですよ。
ごんぼっち