2015年11月07日

遊びに対するイメージが違う


今晩は、本日も粛々。


以前、勉強のイメージが違うという話をしましたが、
生徒たちと普段接していて、
保護者とお話しをしていて、
イメージが異なるもののもうひとつは、遊びに対してです。

勉強が机に向かってガリガリと問題を解くというのに対して、
遊びは、勉強とは無関係に、無駄なことをのびのびとすること、というイメージが、
私には受け入れ難いのです。
もちろん、学生時代の友人は、
どれだけ一緒に無駄な時間を過ごしたか?で決まる側面があるので、
(仕事をするようになってからは違う)
100パーセント否定するつもりはありませんが。

勉強や仕事の対立物として遊びがある。
こんな貧しいことはありません。

私が遊びのイメージとして生徒にはなす事例が、
鳥人間コンテストです。
報酬や見返りも無いのに、彼らは真剣に遠くまで飛ぶことを研究します。
獣神サンダーライガー選手は、粘土でウルトラマンの怪獣を作るらしいですが、
それも遊びのイメージに近いです。
社会学とは、社会を分析する手段ですが、その分析方法を用いて、
子がつく女の子は頭がいい
という、壮大な冗談を出版した、社会学者がいました。
私にとって遊びのイメージに一番近いのは、授業です。

遊びとは、真剣に探究するひとつのあり方であって、
対義語として適当なのは、責任感とか義務感ですかね。
類義語として、遊び心。

小学生や中学生が、自習に来た際に、
勉強していた内容に関連して、図鑑や書籍を調べていて、
好奇心で目がキラッとした瞬間を見ると、
私は、うんうんよく遊んでるねと、
嬉しくなります。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする