2015年11月06日

附属高校


今晩は、本日も粛々。


附属高校の塾向け説明会に行ってきました。
最近は泉丘の方が人気が高いですが、その理由が今ひとつ理解できない私です。
進学校として、高い人間性の育成という意味では、
附属と泉丘では、雲泥の差だからです。

附属高校受験を勧めるか勧めないかでいつも気にしてしまうのは、
その学年の、生徒の質(の評判)です。
泉丘は気にしないのかって?
県立高校に生徒の質を期待するのは、無茶です。
偶然を祈るのみです。

浪人率が高いのは、附属も泉丘も大差ありません。
知的好奇心が無く、テストの点数しか興味がない人や、
自ら勉強できない人が進学すると、悲劇が待っています。

それは寺子屋からも合格者がでた、灘高校なども同様です。
卒業生や、そういうハイパー進学校専門塾の指導者から話を聞くと、
一度乗ったら降りられない特急電車のようなものと表現します。
医学部・SFC以外の慶應や早稲田には、それに乗り続けられなかった人が、
わんさかいます。
しかし教育の本質は、チャンスを増やすことであって、
結果によって判断するものではありません。
プロになれなかったから、野球やサッカーをやっていて無駄だったか?
そんな馬鹿馬鹿しい議論が成立するわけがありません。

今後、附属は従来の小中連携より、
中高連携に力を入れるそうです。
そうなった時には、泉丘よりいい高校として、
附属をご紹介するようになると思います。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする