2015年11月02日
年末を感じるとき
今晩は、本日も粛々。
たまには坊さんらしいことを書きますと、
11月28日は親鸞聖人のご命日にあたります。
ですので、
私の場合、真宗大谷派ですので、京都の東本願寺では、
報恩講という儀式が行われます。
末寺はそれを避けて、かほく市のあたりでは6月〜9月にかけて行われ、
その代わり11月28日より前に、
各ご家庭のお内仏にお参りする、在家報恩講を実施します。
各ご家庭と、この打ち合わせに入ると、
今年ももう終わりだなと、
実感します。
11月は塾も繁忙期に入るのですが、
行事には意味ある日付や月があると思っていますので、
なるべく予定をやりくりして頑張るようにしています。
こういうのをね、
若い人たちにも少し知ってもらいたいなと、
実は継いだ時から思っています。
それにはまず、
私自身が自分なりのかみ砕き方で伝えられるように、
勉強しないと・・・です。
意外と多いのです。
肉親が亡くなって初めて、
こういう儀式がいかに人間の心にとって大切かを知る・・・ということが。
ごんぼっち