2015年11月30日
目に見えない世界を信じる
11月30日に入るチラシです。
今晩は、本日も粛々。
希望や狙いをもってチラシを入れることに決めた11月30日ですが、
いいお尻の日だそうでして、
気持ち的に出鼻をくじかれた感があります。
そしてもうひとつは真面目な話ですが、
水木しげる氏が逝去されました。
普通、訃報に際しては、お悔やみ申し上げますみたいな言葉になりがちですが、
水木先生の場合は、
もっと気楽な言葉がお似合いですね。
妖怪たちから、
待ちくたびれたよ、やっとこっちに来たね
といった風情でしょうか。
水木しげる先生の言葉は、老子や荘子と似ていて、
凡人が真に受けると、ただの怠け者になってしまうような言葉が多くて、
特に私自身に対して取り扱い注意なのですが(笑)、
私が個人的に好きなのは、
「目に見えない世界を信じる」という教訓めいた言葉ですね。
鬼太郎でも、1回限りしか出てこないような妖怪たちのほうが、
水木先生の思い入れがこもっているような気がしますし、
戦争のことを描いたような、陰鬱な作品の方が、らしさが出ている気がします。
個人的に好きなエピソードが、
戦地で倒れたときに、現地の人々に助けられて、
そのコミュニティに溶け込んでしまった、
事実に基づくエピソードがとても好きです。
そういう水木先生のご経験からでしょうか、
「目に見えない世界」というのは、含蓄があって好きです。
受験や勉強の世界も、
神学的になってしまうこともありますしね(笑)。
チラシも入りましたので、
明日から真面目なブログ書きます^^;
ごんぼっち
2015年11月28日
親心
今晩は、本日も粛々。
先日の中3保護者会で、
合格する生徒の特徴というお話しをしました。
生徒・保護者双方にアンケートを書いてもらったのですが、
保護者アンケートのごく一部を、
匿名で生徒たち全体の前で言いました。
自分の子どもにこう頑張って欲しいという項目です。
私も拝読していて、
親心ってこういうことだなと、感じ入りました。
合格して欲しいと、書かれている保護者はひとりもいらっしゃいませんでした。
要約すると皆、
受験期間で人間的に成長して欲しい、という内容でした。
人間力は学力を育み、
学力は人間力を鍛える。
まさに、でした。
ごんぼっち
2015年11月27日
夜っぴて談義
今晩は、本日も粛々。
気合の入った塾さんとの語らいは、
ディープで、心地よい。
かといって、11時30分〜朝8時まではやり過ぎた(笑)
スタディバさん・教銘舎さんととっくり話し込みました。
お話ししてみて、
寺子屋はまだまだ、生徒の力を引き出す余地があると、
強く強く思いました。
さぁ、中学生は授業時間や課題を増やさないように、
どうやってもう一段階上に行ってもらうか。
ちょい練ってみます。
ごんぼっち
2015年11月26日
悩むことから逃げない人
今晩は、本日も粛々。
かほく市で密かにリスペクトしている個人塾さんが、2つあります。
お一方は、以前、とある会合で席が隣になり、
ご挨拶する機会がありました。
七塚の学伸ジュクさんです。
もうお一方、最近これまたセミナーで隣席になり、
初めてお話しいたしました、良酒塾さんの店長さんです。
塾は、生徒がどうやったら伸びていってくれるか、
悩みは尽きません。
いい方法を思いついても、次の年の生徒に当てはまるとは限らず、
常に悩んでいます。
店長さんもそういう日々をお過ごしなんだろうな・・・というのが、
垣間見ることができました。
いい塾あって、
かほく市全体のレベルが上がればいいと、
改めて思いました。
うし、頑張ろう^^
ごんぼっち
2015年11月25日
公立高校におんぶにだっこ
今晩は、本日も粛々。
もちろん地方都市の公立高校は素晴らしいのですが、
最近、その公立高校に過度に依存する生徒が多くて、
学校は何でもしてくれる、
学校の言う事を守っていれば大丈夫。
大学受験指導に対して、
とても後ろ向きな気持ちになりつつあります。
あーあ、公式の場で言ってしまった(笑)。
ですが、私は諦めの悪さだけは、天下一品だと自分で思っています。
粘り強く頑張りまっせ。
ごんぼっち
2015年11月24日
しっかり読めを科学する
今晩は、本日も粛々。
低学年の指導をしていて、予想外の効果に目から鱗だったことがひとつ。
小学生でも、中学生でも、
問題文をきちんと読む習慣が無い生徒が、一定数います。
うっかり読み飛ばす、、、ではなく、最初から流し読みしかしないタイプですね。
まぁ、感覚的な数字ですが、
偏差値50前後より下は、ほぼこれ。
小学生の頃から、設問をしっかり読みなさいと、
言われ続けているタイプですね(笑)。
割合的には男の子に多いですが、
女の子でこのタイプは重症ですね。
余談ですが、公立小学校の元管理職の方が書かれているブログで、
小学校・中学校は女の子を育てるところ、ありましたが、
年々それを実感します。
ですが、一般的な感覚は、
男の子は早めに、女の子は公立受験前に頑張ってもらうのが多い気がします。
どういう仕事でもそうなのでしょうが、
一般的な感覚=プロとしては誤りなのでしょうね。
閑話休題。
しっかり読め、をどう実現するか。
主に国語での悩みですが、カギは意外なところにありました。
寺子屋低学年の通常授業で実施している、図形パズルです。
どういうカラクリで、私たちが書かれているものを、
しっかり読むように育ててもらったのか、
ようやく理解できました。
低学年の生徒で、文字を読むのが嫌いで、
小1の教材が、1時間で4ページほどしか進まなかった子が、
先日、15分で10ページくらい進むようになりました。
国語や算数の文章題の、入り口にようやく立ちました。
これをあと2年かけてじっくりと醸成させていきます。
寺子屋にしては基本的なお話に聞こえるかもしれません。
基本とは、最も簡単なこと、、、ではありません。
一番最初に手をつける、究極の奥義のことを基本と言います。
ですが、かほく市は高学年でも、
小学生から塾なんて可哀想と、笑われるそうです。
こういう事柄を、公立高校受験期に全部詰め込まれる方が可哀想だと思うのですが。
この低学年の生徒がやったのは小1用ですが、
それの小4から用の国語プログラム、
泉丘高校生でもボロボロでした。
こういう文章処理能力があって初めて、
効率の良い学習ができるのです。
ですが、成績が悪い子ほど、
かけた時間に比例して成績が上がると思って、
ちょっと頑張って結果が出ないと諦めるという悪循環を繰り返します。
こうやって差が開いていくんですね。
ごんぼっち
2015年11月23日
夢の吸引力
今晩は、本日も粛々。
1日灰になっていました(笑)。
もう復活です。
さて日曜にテレビで、知のスレッジハンマー第2弾でお呼びした、
大月君がテレビに出ていました。
東京オリンピック開会式で、人口の流れ星を流そうぜ!という企画が、
30分番組で紹介されていて、
大月君もかなり出ていたそうです。
そのとき、彼がキーワードで挙げていた言葉が、
「夢の吸引力」だそうです。
(伝聞系なのは、我が家にテレビが無いからです 笑)
世の中は、事実で動いているわけでありません。
お腹が空いた気がする・そろそろお昼ご飯の時間だ、という感覚から、消費行動が起こります。
テロが起こりました(事実)、安全や安心を求めたい(感覚)、治安重視型の施策に支持。
ですから、
人々が動いてしまうような感覚を提示できるか?
そのイメージを現実化できるか?
というのが、ビジネスの基本となります。
提示する感覚は、プラスの感覚とは限らないですから、
夢の吸引力
という言葉を用いたのでしょうね。
プラスの感情の中でも、
ワクワク感
はキーワードになってきそうですね。
ごんぼっち
2015年11月22日
燃え尽きるほどヒート
今晩は、本日も粛々。
保護者会2日目終了。
毎度毎度、かなりの労力を割いていますが、
今回はひとしおでした。
特に受験学年は、小5から面倒見ていたメンバーもいるので、
最後の保護者会だと思うと、感慨深いです。
その分、分量も密度もマックスの、
カルピスの原液より濃い〜内容でした。
駐車場が足りなさそうだからと工夫してきてくださったり、
ご両親そろってきてくださったり、
熱心に話を聞いてくださるところからも、
生徒だけでなく、保護者の方のレベルも年々上がっていて、
私自身もとても居心地がいいです。
また今度の保護者会も、
行って良かった^^とおっしゃってもらえるように、
頑張ります。
ごんぼっち
2015年11月21日
冬期講習要項
今晩は、本日も粛々。
保護者会で冬期講習の要項を作りました。
お問い合わせでご希望されていた方には、週明けに郵送いたしますね。
気合入れた保護者会ですが、
最近特に保護者の方の気合に、刺激されることが多いです。
ご両親ともにおいでたり、
お話しへの食いつき度合いでしたり、
やるたびに、
頑張ってよかったー、と心地よい満足感に浸れます。
まぁ、数日したら課題点がたくさん見つかって、
別の意味でまた燃えるのですが(笑)。
勉強していない指導者は、
今回の統一テストの結果、学力低下の一言で済ますのでしょうね。
さぁ、明日は第2弾+中3の保護者会(生徒同伴)です。
もう一発気合入れていきます!
ごんぼっち
2015年11月18日
河北郡市統一テスト
今晩は、本日も粛々。
テストとしては激簡単だったのですが、
平均点は散々なことになっているようです。
おそらく郡市平均(公表はされていませんが、寺子屋では出せます)が、
250点を切るのは確実でしょう。
240点あるかなぁ。
保護者会で、
私たちが想像している以上に、受験生は基礎力はありませんよ、
というお話しを、全国の公立高校入試問題の正解率という、
きちんとデータからしているのですが、その私ですら、ちょっと驚きました。
幸い寺子屋平均は、郡市平均の+100点くらいはありそうですが、
生徒たちも納得していないし、悔し涙もたくさん見ました。
私も満足する気はさらさらありません。
学校の先生たちもショックを受けているようで、
(そりゃそうですよね・・・)
中3生だけでなく、他の学年にも発破をかけはじめたそうです。
私は、民間なので特にそう思うのかもしれませんが、
とてもいいことだと思います。
何かがあった時に、一番いけないのは「何もしない」ですから。
特に某中学校は、
勉強の取り組みについて試行錯誤をおこない、
小学校の時から問題の多かった学年の学力を、引き上げることに成功しています。
(それでも満足していないでしょうが)
頑張っている中学校は、平均や成績出すのが速いですね。
フィードバックが速ければ速いほど、
生徒がやる気を出すことを、よく分かっているんですね。
素晴らしい、
塾も頑張らないと^^
ごんぼっち