2015年10月28日

小学生の割り算と単位量あたりの大きさ


今晩は、本日も粛々。


千葉の小学校:プールの水20日間出しっぱなし438万円
毎日新聞 2015年10月28日 22時50分


こんなニュースがありました。
やれ「体育教師が悪い」、やれ「個人で弁償しろ」といった意見が飛び交っていましたが、
せっかくですので、小学校の割り算を使って考えてみましょう。

>県水道局から約438万円を請求されたと発表した。
>無駄になった水道水は少なくともプール28杯分
>県水道局との取り決めで、千葉市内の学校はプール12杯分までは水道料金が無料

ということは、
438万円 ÷ (28杯ー12杯) = 約27万円/プール1杯

うぉ!プールってすごくお金がかかりますね。

25メートルプールが、25m×11m×1m=275立方メートルですから、
1立方メートルあたり、約千円。
1立方メートル=1000リットルなので、
1リットルあたり、約1円。

水道料金は、だいたい全国で1リットルあたり0.1円〜0.3円くらいなので、
家庭用の水道より、3倍〜10倍の価格
(ただし大量に使う業務用施設は、家庭用より数倍高くなっているので、妥当な範囲)

27万円という金額でみると高く感じますが、
内容を知るとそうでもないんですね。

なぜなら、ミネラルウォーター500mL100円とすると、
1Lあたり200円(笑)
やはり自販機で売っているものって、高いんですねー。



                                 ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする