2015年10月17日
本を読まずに「人間とは何か」なんて一昨日来いだよね
今晩は、本日も粛々。
小林康夫御大が、東大を退職されたようで、
インタビューが東大新聞に掲載されていました。
東大に行くには受験と関係ない本を読め 小林康夫先生退職記念インタビュー(後編)
東大新聞オンラインより
地方の公立高校から有名大に進学する生徒が、
中高一貫校出身の生徒に一番差をつけられている部分は、こういう点だと思います。
文武両道の名のもとに、
部活動と受験のための勉強で本来の知的好奇心を伸ばす時間を潰されるなんて、
もってのほかです。
学校が・・・ではなく、
そんなことに振り回されている確固たる知的好奇心の無い生徒が、です。
寺子屋の高校国語では、
筑摩の評論入門を元にして、たくさんのいい文章を読んでもらったり、
東大国語伝説の第2問を使って、いかに東大が考える力や、
現代社会に対する認識を要求しているかを解説しています。
附属・泉丘の国語でも同じ。
現代社会から浮遊した名門大学生が、私の頃からも主流派ですが、
寺子屋生はひと味違った生徒に育てたいですね。
ごんぼっち