大当たりの小料理屋さんで、遅い晩御飯です。
若い職人さんお一人でやっているので、料理が出てくるのが遅い(笑)
しかし、美味しいものと、それを作り出す技に代わるものはありません。

職人さんの動きを観察しながら、
きびなご、サンマ、カツオをちびちびつまみ、味わっています。
さて、白菊という別府温泉の老舗旅館、
スタッフの動きも素早く、調度品も美しい。
それ以外にも発見がたくさんありました。
茶碗蒸しは、作り置きでなく、作りたてを持ってきてくれる。
カボスを絞っていただくヒラメは、何もかけずに食べても十分美味しいものを出してきた。
(つまり、臭みをごまかすカボスでは無かったわけです。多分〆てもう2時間くらいおきたかったんだろうなーと、勝手に推測)
すき焼きは、肉も美味しかったが、野菜とお出汁が絶品。
特にミョウガの旨さっていったら!
朝食のバイキングでも、美味しかったですが、
わざわざおかなくても。。。と思うものもちらほら。
それは決してマイナスなわけでなく、
いろんな人に満足をしてもらいたいがための、工夫でしょうね。
温泉は、あんなに源泉が濃いお湯には、ほとんど出会ったことがないです。
消毒はしない、源泉は薄めない、
脱衣所に書いてありました。
つまり、頑固とバランス感覚の融合です。
もうひとつ、
建物自体は、とっても古いのです。
部屋の鍵なんて、30年くらい前に見たようなの。
でも、部屋だけでなく、館内で古さを感じたところはひとつもありませんでした。
もちろん、内装や外装を新しくしたこともあるのでしょうが、
多分、今まで見た旅館の中で、一番綺麗に掃除をしてありました。
私は掃除が特に苦手ですから、
腰を抜かすほど、びっくりしました。
ほんと、素晴らしいところは、
ジャンルを超えて参考になるものです。
あ、もずくの天ぷら、絶品でした(笑)
ごんぼっち