2015年09月05日
読書人
今晩は、本日も粛々。
本を読むのが好きな私ですが、
尊敬する読書人が何名かいます。
そのうちの一人は、
おそらく、保護者の方でしたら皆さんご存知の有名人です。
子どもは知らないでしょうね。
亡くなって、15年ほど経ちますから。
あ、読書とは無縁に見えるかもしれない方です。
そういう職業でした。
本業だけでなく、バラエティやCMでも、お人柄から好かれていましたね。
本業の前は、プロ野球選手でした。
しかも読売巨人軍という、人気球団でした。
もう、お分かりになりましたでしょうか。
故ジャイアント馬場さんです。
馬場さんは、2mを超える身長がコンプレックスで、
中学校の時から大人しい少年だったそうです。
その頃から読書が好きで、1日1冊が日課だったそうです。
亡くなったのが61歳―15歳=46年
46年×365日=16,790冊(絶句)
好きだったジャンルは歴史小説だったようですが、
テレビで共演した学者さんと、小説談義になり、通も唸るような作家をご存知だった。
面接に来た事務員が、履歴書の趣味に「読書」と記載していたので、
「読書は趣味ではない。人間が生きるために必要なことなんだよ」と諭し、
書き直させた。
なんてエピソードを知っています。
私はどちらかというと、せっかちな性分で、
しかも熱しやすく冷めやすい。
読書欲に駆られたときは大量に読みますが、
そうでない時はとんと。
だから、
馬場さんのように、コツコツ習慣化している人を、
つい尊敬してしまうのです。
ごんぼっち