先日最後のチラシが入りました。
気合の入った生徒・ご家庭のお問い合わせ、お待ちしております。
今晩は、本日も粛々。
面白いブログを発見しました。
さわりを書きますと、
とある店舗を引き継いでからというもの、
お客様からクレームをわんさか頂戴する日々が続き、
それで夫婦喧嘩が絶えず、
お子様も様子がおかしくなってきて、
もうここが限界という時に、ご主人が奥様に、
お客様を選べばいいじゃん、
クレームを言うお客さんなんて来なくていい、
後は何とかするから^^
みたいな内容を思わず、言ってしまったそうです。
その翌日、奥様がにっこにこの笑顔で帰ってきて、
お客様、もう二度と来ないでくださいね(はぁと)
って、言っちゃった(きゃは・・・的なノリで)。
ご主人真っ青(笑)。
でも、そこからそのお店の好調がスタートしました。
今では繁盛しきりだそうです。
このお話しの肝は、
どうしてもタイトルが強烈なので、それに引きずられやすいのですが、
決して「クレームを言う人はダメ」とか、
お客様に暴言吐いてよろしいとか、
そんな程度の低いお話しではありません。
文句に対応するあまり、ファンを蔑ろにしていませんか?
自分が大切にしたい価値を、自分から貶めていませんか?
というお話しです。
塾の立場でしたら、
授業も毎回来るとは限らない、宿題もやってこない、保護者も指導を信用していない、
という程度の生徒や保護者からのクレームに対応するあまり、
そして、熱心にこういう生徒を何とか変えようと頑張っているあまり、
授業にも熱心、宿題はばっちり、いつも楽しそうに通ってくれるような生徒を、
「手がかからないから」と放置してしまう・・・こういう状態に似ています。
生徒の立場で言うなれば、
やんややんやと、自分の成績について周囲から言われ、
勝手にやる気を落としている状態と似ています。
「お客様は大切です」
「自分の仕事には使命感を感じています」
「友達は大切にしたいです」
そういうきちんとした考え方を持っているからこそ、陥ってしまう、
事柄なのかもしれません。
私は寺子屋を作る時、
教育熱が決して高いとはいえない河北郡市で、
成績はどうあれやる気があったり、
成績がある程度よかったりするがゆえに、
「真ん中」に合わせざるを得ない公立小中学校で、
もっと先の世界を見る機会を失ってしまう。
そんな生徒たちにとって遠慮なく学べる塾を作りたいという想いです。
それが自然にフラフラと動いてしまったこともあります。
周囲からは「全然ブレないですね」なんて言ってもらえもしますが、
そんなことはありません。
改めて初心を気付かせてくれる、
素晴らしい内容の話でした。
ごんぼっち