明日、最後のチラシが入ります。
中3の募集は既に〆切っております。
現在または元塾生や保護者のご紹介の方に限り、
夏期講習前まで受付しております。
今晩は、本日も粛々。
去年、授業中にしたお話しです。
今年は授業中にしていませんが、ブログでちょいとだけ。
ふたつ大事なことを言います。
ひとつは、選挙についてです。
昨年の参院選、投票率が52%と、戦後3位の低投票率でした。
世代ごとの投票率はこれから出ると思いますが、毎回二十代・三十代の投票率は、
散々なものです。
2013年参院選年代ごとの投票率
必ずしも、投票率が高いことが良いとは限りません。
独裁国家では、投票を半ば強制することで、
投票率が異様に高いというケースもあるからです。
とはいえ、
政治家だってバカではありません。
票になる政策なら頑張りますが、票にならない政策を誰が一生懸命やりますか。
票のため、選挙のためというと汚く聞こえますが、
彼らは当選しないと失業するんですよ。
(もちろん、職を見つけるのは、普通より見つけやすいですが)
老人が60%〜76%も投票してくれるなら、
彼らに有利な政策しか考えないのは当然です。
今、君たちは20歳にならないと選挙権はもらえません。
ですが、今からニュースくらいは観て、
どんなことが話題になっていて、何がどうなっていくのか、
観ておいてください。
ふたつめ。
夏休みに入って、部活動はさすがに、少し緩くしてくれているところが大多数のようです。
勉強もたくさん、遊びもたくさんしておいて欲しいのですが、
ある程度時間がある時なので、本を読むことも少ししてほしいと思います。
本は何のために読むか?
国語の成績を上げるため?役に立つから?
違います。
楽しいから読むのです。
とはいえ、読書が楽しいと思っている人は一部だと思いますので、
読書が楽しくなるコツをお伝えします。
まず、夏休み中に一度、お家の方と本屋さんに行ってください。
小遣いで本を買うなら、なおよしです。
自分のお金を使うと、真剣みが違います(笑)。
そして、ぱらぱら手に取ってみて、
これなら読んでみたいと思うものを、3〜5冊購入してください。
マンガ・携帯小説・雑誌・ゲームの攻略本以外です。
どうしても興味が見当たらない時は、「夏の百冊」みたいなコーナーから選んでみてください。
購入した3〜5冊は、1週間以内に読破してください。
面白そう・読みたいという気持ちは、せいぜい1週間くらいしかもたないと思います。
鉄は熱いうちに打て。
中には、手に取った時は面白そうと思ったのに、ハズレにも出会うと思います。
そういうこともあります。
1冊でも面白ければ、しめたものです。
同じ著者のものや、似たような話のものを、また次買ってみてください。
ここまでできた人は、たいてい本が好きになっています。
私は、進学塾をやっているので、
塾長としての意見は「勉強ごときできない人間は、認めない」と言っています。
ですが、一個人としては、
勉強ができなかった人や学歴の低い人だからといって、
悪く見ることはありません。
ただ、一点、
本を読まない人間は大嫌いです。
本を読まない人間は、自分の経験でしかモノを語れません。
どれだけ壮絶な経験をしても、所詮は68億分の1です。
ニュースを観る
本を読む
この2つ、比較的時間のゆとりがあるこの夏休みに、
是非やりはじめてほしい事柄です。
ごんぼっち