2014年06月20日

進学校生徒としてのプライド2

月刊金澤7月号.jpg

ここのどこかに、ひっそりと寺子屋が出ています。



今晩は、本日も粛々。


先日書いた内容、

http://honrakuji.seesaa.net/article/399784755.html

その経緯を、実際に灘高生が教えてくれました。



@授業中にTwitterをいじる生徒が一部いて、
 それぞれが各学年で問題になった。

A先生からスマホ規制の提案があった。

Bしかし規制をする・しないについて、生徒会に判断を委ねる

C生徒会は、規制すると判断するが、
 その内容についてまで、全て生徒会が決めた



・・・という経緯だったそうです。

自分たちのことは自分たちで決める。

それも、必ずしも自分たちの利益のためではなく、

自分たちなりに全体を考えて決める。



痺れますね〜。



昨今、大学進学実績で高校を比べることが多いです。

もちろん私もやっていますし、

それによって、新たにスポットライトが当たる高校が出てくるので、

とてもいい機会だと思います。



しかしながら、中には、

それによってトップ校に対して、

「費用や努力との総和で考えると、遠方から行く価値は無い」なんて、

教育の価値を、進学先でしか判断しないがために、

進学校の価値を貶める愚か者までいます。



もちろんそれは、数年前まで続いていた、

「都市部の常軌を逸した中学校受験熱」への反動でもあり、

中学校受験での有名校ばかりが人生ではない。。。という指摘自体は、

大賛成です。



ですが、こういう校風の中で培われるプライドや美意識は、

そういうレベルの高校でしか、得られないです。

私は出身校に、そこまで愛校心は強くないです。
(私の身近な早稲田出身者は、そのあたり異様に強いです。そこまでではないという意味で)

そんな私ですら、

二水の「自由は自分たちで作るんだ」という意識や、

明学の「平和を何より重んじる心」という信念は、

私の中でとてもとても、大きな位置を占めています。



トップ校のこういった文化、

それを身に付けるために、

それに憧れた生徒が進学する。

進学する時の基本的な考え方だと思います。



西大和学園さんにお邪魔した時、

大学・大学院の研究内容まで高校生が首を突っ込んで、大学を選ぶ。

東大の進学を増やしたいなら、東大でどんな勉強ができるか…から学ぶ。

こういう姿勢に感動した反面、


創設のきっかけが宗教からでも、経済界からでも無かったので、

「これをしてはいけない」は言えても、

「こうあるべき」という姿は提示できていません。。。と仰っていました。


東大寺学園さんは、

「ウチは自由とそれに伴う責任を、志望校選びの段階からしっかり行える

 そして、学力がある。そういう生徒に来てほしい」とはっきり言っていました。



こういうところですよね。

それこそ、お金に換算できない価値ですし、

数値で「見える化」できない価値です。





                              ごんぼっち


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2014年06月19日

【お知らせ】保護者会出欠確認

月刊金澤7月号.jpg

現在発売中の、月刊金澤7月号のどこかに、
ひっそりと寺子屋が登場しています。



保護者会の出欠確認メールをお送りいたしました。
届いていない方もおいでるかと思いまして、念の為ブログにも掲載いたします。

公式情報で最も早いのは、ブログでの告知ですので、
時々で結構ですので、覗いてみてください。
私としては意外なのですが、中毒性が高いらしいです(笑)。


(以下メール引用)

小中学生の寺子屋保護者の皆様

お世話になっております。
恒例の保護者会につきまして、ご連絡申し上げます。
中2以下の保護者の方は@〜Bの日程のうち、ひとつをお選びいただき、
お手数ですが、返信をお願いいたします。

中3生は保護者・生徒同伴で、
6月29日(日)19時〜21時です。
どちらかがご都合悪い場合は、もう一方の方は必ずご出席お願いします。

日時(中2以下)
@6月28日(土)14時〜16時
A6月29日(日)13時〜15時
B6月29日(日)16時〜18時
テーマ:公立高校入試の内容+非受験学年で行うべきこと

宜しくお願いいたします。

(引用終了)


・・・と、21時30分頃お送りして、
日付が変わる頃には既に10件以上返信がありました。
もうね、普通の塾ならあり得ないですよ、

こんなに返事が早い(毎回半分以上が翌日には揃います)
 +
出席率が高い(悪い時で8割、普通9割)

ホント、寺子屋はすごい保護者が集まっていると思います。


さぁ、今回も皆さんが「おぉ!」とのけぞる内容をお話しできるよう、

頑張ります^^



                              ごんぼっち


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2014年06月18日

進学校生徒としてのプライド


あ、明日中くらいに、保護者会の出欠確認メールをお送りいたします。
日程は、ずっとブログでお話ししていた通り、
28日(土)と29日(日)です。
29日(日)の19時〜21時は、中3生の保護者生徒同伴です。



今晩は、本日も粛々。


ついに灘・麻布でも規制! 名門校教師も怖れるスマホの中毒性


実際にスマホが規制されたことより、

この記事を書いておいでる方のスタンスに、とても共感します。


>灘や麻布の生徒たちに対して「うわ、ダサっ! なんだがっかりだな〜、キミらその程度か」
>てな気持ちだ。学校でスマホ使用に歯止め効かなくなっちゃったとか、「スマホ依存」とか
>「そんで睡眠不足」とか「学力低下」とか、そんなん、フツーじゃん。
>そこらのコーコーセーと一緒じゃん。

附属・泉丘・二水・七尾の生徒に対しても、
とても思います。


>筑波大学付属駒場中高はこうコメントしている。
>「そのような常識をわざわざ校則化する必要性が見出せない」。
>くぁ〜、やっぱカッコいいな、筑駒!

くぅ〜カッコいい!



>「依存」なんてダサい状況にいる自分のカッコ悪い姿を、賢いキミの美意識は許せるのか?

記事にもあるように、スマホを正しく利用している生徒もいると思います。

が、それに振り回されている状況を許すか、許さないかは、

美意識の問題です。


灘や麻布と聞いて、雲の上の世界と感じる生徒もいるかもしれません。

しかし、泉丘や二水は難関10大学を目指そう!と言っています。

難関10大学ということは、彼らと同じ志望校です。
(学部学科や第1志望かどうかに差異こそあれ)



「IQの高さはプライドの高さ」


このプライドを持っていない進学校の生徒が、多すぎる。

私は、生徒たちに、寺子屋出身であることに、誇りまで持たなくてもいいですが、

プライドくらいは持ってほしいと思っています。



                              ごんぼっち


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2014年06月17日

進学校の実力


今日は、本日も粛々。



泉丘高校がテスト期間に入っています。

15時過ぎの時点で、寺子屋泉丘生はほぼ全員集合。

黙々と自習しています。


このあたりはさすがですね。

他の学校が中間テストだった期間は、

のんびり夜に来る生徒がほとんど、

テスト期間中にも関わらず、来たり来なかったり。

どちらにも「こうしなさい、ああしなさい」なんて一言も言っていないのですがね。



成績が違うのに加えて、

意識が違うだけでなく、行動も違う。

勝てるわけがありませんね。



進路指導の時に

「ギリギリで入るより、志望校を下げて余裕を持って入った方がよい」

なんてまことしやかに言われていますが、

「今ある差が、もっと開いていくのを見なくて済む」という側面、

意外と大人が指摘できないんですね。

(側面ですから、プラスに働く生徒も当然います。人間相手の仕事ですから)



立場が人を作る・・・というのは、

人事に携わっていたので、よくわかります。

責任ある立場に就いたり、

部下を持ったり、

そんな時に大きく能力が伸びることは多々あります。



高校選び、大学選びにも、それはあてはまるかもしれません。



それを跳ね返すものがあるとすれば、

目標と環境ですね。

高い目標を掲げること、

その目標を邁進できるような環境にわざと身を置くこと。


それがしんどいなら、

「諦める・仕方が無い」と自分に言い聞かせることです。

世の中ではそういう人を

負け犬と呼びます。



                            ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

西大和学園に来ています


今日は、本日も粛々。



奈良県西大和学園。

地域一番手、東大寺学園を猛追する中学高校です。

説明会や取り組みが面白い!という声を、たくさん聞きますので、

実際に来ています。


もっと高い世界を見せる工夫のヒントが、

ありそうな気がしています。


image.jpg


知的好奇心を刺激する仕掛けが盛りだくさんですね。

中学校で、論文一本書き、

高1でディベート(日本に原発が必要か?とかテーマがありました)

高2で大学院とともに勉強して、

学部学科研究テーマを決める。。。ナント!


すごい!



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 09:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月14日

パズルde算数


今晩は、本日も粛々。



京都に、幼児低学年コース開講検討のため、

勉強に来ました。


意外とこういう発想は、中学生、高校生にも有効かもです。

点数だけ、目先の人参に振り回されている子ども、保護者は、

こういうことを軽視するから、

能力や人間性に、幅や奥行きが無いんですね。


うーん、勉強になります。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月13日

本日が最終日でした


今晩は、本日も粛々。



塾生宅にホームステイで来ていた子が、

本日最終日でした。


すっかり仲良くなってしまいました(笑)


それにしても、石川県の子はシャイですね。

他者に対して、オープンにならないと、

知識や英語もお飾りですね。

ウチの子たちの課題ですね。


のんびり楽しみながら、

力を付けてもらいます^ ^



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月12日

夏期講習の準備開始


今晩は、本日も粛々。



今度出版する本で、缶詰になっていました^^;

そして、チラシ職人(自称)の本領発揮?も完成しまして、

6月下旬に入ると思います。



と、言いつつ、

既にわんさかお問い合わせをいただきまして、

私の頭の中が、



えーらいこっちゃ、えーらいこっちゃヾ(゚ロ゚*)ツヾ(*゚ロ゚)ノ



ってなっています。

まぁ、寺子屋のことを良く知って

お問い合わせくださった方は少なかったので、

寺子屋では満足をご提供できなさそうな方には、

他塾さんをオススメいたしました。



塾のブログを拝見していると、

むやみやたらに近隣の塾を批判している方もおいでですが、

私はいろんな塾さんが栄えて、

全体としてかほく市の学力が上がっていけばそれでいいと思っています。



ですので、こういうスタンスです^^

さて、中間テストの順位も出てきて、

特に中2では、寺子屋の成績としては物足りなく映るかもしれませんが、

自己最高順位を叩きだした生徒を数名聞いています。


今、どんな点数か?ではなく、

まがりなりにも自己最高だったという、

それを自信につなげてほしいですね。


まぁ、今回のテストが、生徒たちにとってどのような性質のものであったか、

今、勉強しているかどうか、

それが表しています。



偏差値70以上限定個別指導クラスの子たちには、

中間テストはほぼ無視です(笑)。

このレベルの生徒たちに、果たしてどのような知的刺激が必要か、

月曜に、奈良県の西大和学園の授業を、

実際に見学してこようと思っています^^




                              ごんぼっち


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2014年06月11日

合格Navi


今晩は、本日も粛々。




http://kyougikaiishikawa.wix.com/goukakunavi


合格Naviというイベントがあります。

学習塾協議会いしかわという、石川県総合模試を運営している団体ですね。

寺子屋も加盟しています。


ご興味のある方は、是非どうぞ。




ちなみに寺子屋からの入試情報は、

6月28日(土)29日(日)を企画しています。

来週17日(火)あたりにご案内いたしますね?

中3は、親子で参加です。

県体予選がある人は、突破模試の後ですが、頑張ってください(笑)。



                          ごんぼっち


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2014年06月10日

小松サマースクール


今晩は、本日も粛々。



http://komatsu-ss.org/


こんな面白い企画を、教えてもらいました。

オールイングリッシュでの合宿です。

いろんな国籍の人たちと数日過ごすみたいです。


今回は急だったので導入できませんでしたが、

今後、寺子屋の高校生参加・・・というのも面白いかもです。



もうひとつある団体から、

フィリピンでの短期留学を紹介いただきました。

まだ詳しく首を突っ込んでいませんが、

こういうのも面白いですね。



とかく引っ込み思案なこのあたりの中高生。

心は外を向いていてほしいものです。



                       ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする