2014年05月10日
阿闍梨
今晩は、本日も粛々。
GWにお会いした某有名人、
とある狭い業界の栄枯盛衰をその目で見てきた人です。
いわく、
当時、飛ぶ鳥落とす勢いだった人に会うと、皆口をそろえる。
「昔は良かった」と。
ここ10年で、そういう人たちが、
いとも簡単に「向こうに」行くことを選んでしまう。
いい時代を知っているから、
今更堅気の仕事に戻れないんだね。
底抜けの明るさの中に、やはりブルースがありました。
こんな方を、同じくGWで会った後輩は「阿闍梨(あじゃり)」と表現していました(笑)。
こういうお話を聞いていて、
塾という業界でも、そういう話があることを思い出しました。
80年代後半、
塾は黎明期で、ほっといても生徒はたくさん集まったそうです。
あの時代はよかった。
今、生き残りが厳しい塾業界ですが、
私はあまり悲観はしていません。
正しい教育をしていれば、必ず市場は評価してくれる。
こんな甘い感覚が通用しなくなってきているからです。
生徒が集まっていないということは、
教育にもどこかに問題があるのではないか?
そういう問いを、
きちんと立てられる状態です。
これは悲観すべき事柄ではないと、
私は思っています。
ごんぼっち