2014年04月22日
読書について思う事
今晩は、本日も粛々。
他の人に「こうあるべき」と言うつもりはありません。
私は勝手に、自分自身へのルールとして、
進学塾に関わる者であれば、年に100冊は本を読むべきと考えています。
これは前職の頃から変わりません。
というのも、私はあまりにモノを知らなさすぎる。
そして、国語も社会も、時代によってどんどん知識は更新されていきます。
私の頃には、大学入試で初めて習ったことであっても、
今は中学校の教科書に登場しているものなんて、たくさんあります。
阿弖流為とか、シャクシャインとか。
そういう話題を取り扱う以上、
本を読んで、理論的な背景や、注目されるようになった経緯等々を押さえておかないと、
生徒たちの前に立てないです。
さらに、塾関係やビジネス関係について。
ビジネスの世界も日進月歩ですから、
のんびり呑気な塾という業界だから。。。とか、
年端もいかないような子たちの前で偉そうにできるからといって、
私まで呑気に構えるわけにはいきません。
保護者や出入りの業者の方々は、日々そういう中で暮らしています。
あとは僧侶として読むものと、趣味でしょうか。
しばらく小説から遠ざかっていましたが、帚木蓬生さんの小説は、
最近ヒットでした^^
そう考えると必然的に100くらいは読まないと、
やっていけなくなるわけです。
とはいえ、年に100冊=3〜4日で1冊ペースですから、
乱読・多読というほどではありません。
で、こういう話を、
同業者にして驚かれるのは分かります。
生徒の前では一生懸命ですが、裏で努力しない人が、
この業界はとても多いですから^^;
しかし、生徒の前でこういう話をして驚かれるのは、
心外なのです。
学生時代は、傷つくのと、本を読むのが仕事
大学時代の恩師から、よく言われた言葉です。
特に高校生。
ホントに本を読まない。
カバンの中に1冊は本を入れとけよ。
スマホ使うなら、電子書籍くらいアプリに入れとけよ。
現代文を読んで、
社会や理科で習った事で「お?」と思ったことくらい、
書籍で読もうよ。
自らの関心に蓋する癖だけは、つけちゃイカンです。
ごんぼっち