今晩は、本日も粛々。
寺子屋4期生の結果が出ました。
カッコ内は学力テストでの80%偏差値
泉丘高校(67) 3名
二水高校(64) 6名
七尾高校(57) 3名 うち理数科(62) 1
羽咋高校(55) 2名
石川高専(61) 2名
私立北陸学院高校専願(56) 2名
過半数が桜丘より上、
全員が偏差値55以上(上位3分の1ですね)の高校に進学できました。
私の個人的なイメージでの「普通の進学塾」に、
4年目にしてようやくなってきました。
これからは次のステージ「とんがった進学塾」を目指せそうです。
チャレンジ受験推奨派の塾とすれば、
合格率100%というのは、途方もなく難しいことです。
たまたま合否が分かれましたが、
今年の生徒たちも、進路の決定には、
個々なりに必ず「課題」は認識して臨んでくれましたし、
選んだ志望校は、私にとってどの生徒も異論が無い選択でした。
ですので、合否に関わらず、
彼らの挑戦の姿は、素晴らしかったです。
仮に志望校を下げた子であっても、
彼らなりにきちんと課題を見つけ出して、
それに果敢にトライしていたと思います。
そういうチャレンジが伴わない受験を表す数字が合格率なら、
私はそれを拒否します。
みんながみんななりに進路を考えて、
厳しいのを敢えて承知で挑むのも含んだ上での、
合格率100%を目指します。
特に昨年はまだ、
大変な中、先生が頑張ってくれていると、
有難いことに生徒たちが認識してくれていましたが、
今年は、もっと本来なら満足な環境を作れるのに、
(あ、寺子屋のワガママ自己評価基準で…です)
と私が焦れてはいても、「昔のこといつまで言ってんの?」
頑張っていたと伝わっても、
「どうせ私たちの代には間に合わないから関係ない」
と思われても仕方が無い情況でした。
そういう苦しみの中で、最終的に送り出せた生徒たちです。
彼らの姿勢に、何度人知れず勇気を貰えたことか。
高校という進路の価値を決めるのは、
「今の君たちの姿勢」です。
遊びながらもしっかりと先を見据えた行動を、
一日に少しでも取れていれば、素晴らしい高校でしょう。
そうでなければ、いくら世間から評価されていても、クズ高校です。
全員にとって素晴らしい高校であるように、
私は、現在と未来に祈ります。
指導方針、特に進路指導は、いろんな塾の哲学の凝縮形です。
あるひとつの方針を採ることが、他の方針の否定というわけではありません。
どのやり方も一長一短があって、
それを承知で、敢えてひとつの路線を採っているものです。
全ての受験生に関わった皆様に言いたいです。
お疲れ様でした。
ごんぼっち