2014年02月06日
学年順位
こないだ入ったチラシです。
今晩は、本日も粛々。
寺子屋は学年トップ10を狙う生徒のための塾です。
が、とても矛盾するようですが、
450点以上取っていれば、特に文句は言いません。
学年2位の子に、是が非でも次は1位を!とか、
470点取っている子に、次は490点!とか、
あまり言う事はありません。
450点以上から先の世界は、
「いかにミスをしないか?」という世界。
それはそれでとても大切な事柄ではあるのですが、
勉強の楽しさからすると、枝葉末節なことです。
加えて、中学校の内容なんて、所詮は義務教育の範疇です。
その内容がパーフェクトであることは、
逆上がり1回が完璧にできます!と、大差無いお話しだと思います。
そして、ある中学で学年1位だからといって、
他の中学校、そして河北郡市以外の中学校と混ざってしまえば、
ある一中学校で1位であることに、そこまで大きな意味はありません。
取れるようになったら、
さっさと次の目標に行くべきです。
それであるならば、
★同じ知識を使って、よりひねった問題で、頭を鍛える
★さっさと先に進める
ということに着手するのが、一番です。
寺子屋は、県外難関高校にも実績を出していますが、
(実は、灘高校だけでなく、関西創価も合格していますし、
現在、某他府県小学生の、難関中受も指導しています)
別に志望校は、附属や泉丘のままでいいのです。
ですから、「次の目標」といった部分は、着手しなくても、
合格はできます。しかも充分に。
だからこそ、附属・泉丘志望にも関わらず、
その次の目標段階にすっと入れるかどうかは、
周囲の大人の差だと、シンプルに思います。
周囲の大人の、
「知的であることはどういうことか?」の認識の段階によって、
生徒たちの伸びに、上限が定められてしまうというのは、
学生時代からの経験則で断言できます。
ですから、
「次の目標」に移行するイメージとしては、
学年順位のアップで、味をしめて、
より高い目標へ向上心に燃えて突き進むというイメージより、
より好奇心が刺激される方にすっと移行してあげるイメージですね。
その「味をしめる」という意味合いでのみ、
寺子屋は、学年順位を捉えています。
ごんぼっち