2017年12月08日

ニイタカヤマ、ノボレ

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最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

12月8日はジョン・レノンの命日としても深く知られていますが、
太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃を行い、アメリカ・イギリスに宣戦布告をした日です。

勝ち組、負け組という言葉があります。
元はブラジルやペルーに移住した日本人たちが、
日本が太平洋戦争に敗戦した後も、
それを受け入れることができずにいた人たちを勝ち組、
現状を認識して勝ち組の説得を行った人たちを負け組と呼びました。

当時南米では、
勝ち組の過激派がブラジル人と対立し、
反日感情が高まり、
排日政策やブラジル人への同化政策が採られていました。
それに対する反発もあるのでしょうが、
事実より、
信じたいものを信じるという心の方向性の問題だと思います。

先の15年戦争においては、
日本は戦敗国ですから、戦勝国寄りの歴史で綴られることが多いです。
ですが、
どんな立場に立つにしろ、
勝ち目が薄い戦争に挑み、いたずらに戦争を長引かせ、
国内諸外国を問わずたくさんの悲劇が起こった事実は変わりません。

崇高な目的のため、止むを得ないことだったのだ、という方も最近は多いですが、
NHK出版が出している、日本海軍の元将校たちが400時間に及ぶ、
大戦の反省会の記録をまとめた本の中にも、
日本国民たちや若い将校たちが信じた「八紘一宇」や「五族協和」などといった理念は、
終戦間近には語られることはありませんでした。

信じたいものを信じるのではなく、現実を見る。
ごくわずかの矛盾をあげつらって「だから全部おかしい」と歴史を修正するのではなく、
全体像をつかむ。
こういう事柄というのは、とても大切です。

勝ち組のような人生ではなく、負け組のような冷静さを。
いや、勝ち組のように誤ったとしても、それを反省できる勇気を。
信じたいものを信じるのではなく、
自分を疑い、そして信じるものを更新していくのが、
勉強というものの本質です。

間違っても、人をあげつらう材料にしたり、
自分の正しさを証明するためのものではありません。

なんてことを、
ふと考えた、12月8日でした。


                           ごんぼっち

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2017年12月03日

粘り強く考える力

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最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

生徒たちを見ていて、一番嬉しいのは、先日書いたように、
生徒が熱を傾けられる部分を、寺子屋の中で見つけてくれた時です。
その手前段階ですが、
じっくり物事に取り組む姿勢ができてきた時ですね。

難しい問題でも、
ああでもない、こうでもないと、
試行錯誤を尽くすことをするようになります。

これ、大事です。

今日、名門公立受験道場でお馴染みの、
東京の、GS進学教室に見学に行ってまいりました。
使っている教材から、
生徒をどういう方向に伸ばしていきたいかという考え方まで、
とても親近感を感じています。

都内は競争が激しい。
それによって、石川県内と異なって、
早いうちから能力を伸ばそうという力が働くのは、
とても羨ましいと感じます。
才能豊かな小学生が、
小学校の時に能力を伸ばさず、
中学校に入ってから完全に公式主義に陥って、
見事に創造性が無くなって、
点数が伸びることに喜びを見出すけれども、
分からないことがわかるようになるような、
本質的な喜びからは遠く離れたところに行ってしまう。
本当は点数と勉強の本質は、そんなに遠くないのに。

しかしながら、都内の競争の激しさは、
入試直前期にはどうしても過去問演習一辺倒になってしまうそうです。
それはそれで大切な時間なのですが、
寺子屋でやっているような授業は、なかなかしたくてもできないようです。

地方都市の強みはここにあります。
強烈なプレッシャーがやってくるのは、高校入試や大学入試で、
やっとです。
それまでの間にたっぷりと、
考える楽しさを伝えていけばいいのです。
しかし、それが強みだと理解している、先生・保護者はほとんどいません。

東大や京大で、
(正直、東大や京大より海外の大学や大学院かなと思いますし、
どこに行ったか?よりそこで何をやったか?にしか価値を感じていません)
圧倒的に都市部の中高一貫校が合格しているのにもかかわらず、
地方の公立高校出身者の方が活躍することもあるのは、そこに秘訣があります。
あ、ちなみに東大や京大で、一番ダメな生徒も地方の公立高校出身者ですからね。
ポイントがあります。
そのポイントのひとつは、粘り強く考える力なのです。


ごんぼっち
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2017年11月30日

スポットライトを当てたいポイント

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月曜日に入ったチラシです。
新小学校1年生の予約がもう少しで満席になります。


今晩は、本日も粛々。

昨今、東大京大生や高学歴芸人がテレビに出ることがあるんですが、
扱われかたとして、
冷ややかというか、変わった人というか、
そんな感じでかわいそうだなと思うこともあります。

中学校は小学校より、少しましになりますが、
それでも公立ですと、
勉強より圧倒的に部活動にスポットライトが当たります。

勉強にスポットライトが当たったとしても、
漢字テストでずっと満点だったとか、
中間テストみたいなもので何点だったとか、
その程度だったりします。

中3になる直前に来た生徒が、
なぜか数学に開眼しまして、点数もさることながら
(統一テスト数学が中学校最高点数だったみたいです)、
図書館で数学について調べるようになって、関孝和という、
江戸時代の数学者に関心が出てきたようなんです。

ここですよね。
余熱で点数を取る。

勉強が好きになるきっかけは、点数が上がるのが楽しい、、、でもいいんです。
いつまでもそれじゃアカンです。
ですが、点数から抜け出せれないのは、
生徒より、周囲の大人だと思うのです。

テストだって作る人がいる以上、「人からの評価」です。
人から課題や評価がないと頑張れない、勉強できないというのは、
大人自身が新社会人をみたときに、一番アカンと思う点のはずです。
ですが、
子どもに対しては、点数にスポットライトが当たる。
もしくは、点数だけじゃダメだよねと、蚊帳の外に置く。

何かに高い関心があって、それと点数の関係性が大事なわけです。
ですから、
例えば桑田投手が、
PLに行きたいけど部活で行けなかった時のために勉強を頑張ったとか、
イチロー選手が、
野球部って成績悪いと言われるのがムカつくから勉強を頑張ったとか、
そういうのでもいいと思うのです。

何か熱を傾けるところがあって、
その余熱で点数を取る。

こういうふうに生徒にスポットライトを当てたいと、
日々考えています。
学問の面白さや自分のやりたいことを実現していく充実感と、
点数との関係、
両方に気づけた人の務めです。


ごんぼっち
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2017年11月29日

知能がぐんと成長する瞬間

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月曜に入ったチラシです。
早速のお問い合わせがありました。ありがとうございます。


今晩は、本日も粛々。

寺子屋の小学生が取り組んでいる問題は、
基本的に図形と文章題が主です。
難しいけれども基礎的な問題。
・・・といいますのは、
概念や考え方という意味では基礎ですが、
場合によっては中学校・高校で習う内容もあるという意味では難しいです。

場合の数.JPG

例えばこの問題。
中2か高1でやる内容ですが、
寺子屋では小学校1年生の内容です。

初めはすぐ答えが出ないとつまらないみたいですが、
そのうち、じっくり考えたり、ああでもないこうでもないと試行錯誤したり、
そういうことが楽しくなってくるみたいです。
するとある日を境に、どんと賢くなる瞬間があって、
小学生の吸収力・発想力に舌を巻きます。

そんなふうに楽しんでやっていたら、
寺子屋はいつの間にか、高校生・中学生・小学生のなかで、
小学生が一番人数が多いです。
あ、今日中学生と小学生の生徒数が同数になりました(笑)。

今、泉丘に合格する生徒でも、
基礎的な下ごしらえができていないが、受験対策だけで
合格だけならできてしまいます。
泉丘の先生も苦労されているようで、
生徒たちの基礎力・考え方の再構築に挑んでおられるのですが、
その方法の中には、
寺子屋で使われている方法も混じっています。
(寺子屋ブログのファンがおいでる話は聞いたことがありますが、
方法に関しては偶然の一致でしょう)。

こういうところにじっくり時間を割く、
変な塾ですがよろしくお願いします。


                                 ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 16:42| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

国語って簡単な科目ですね

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月曜日に入ったチラシです。


今晩は、本日も粛々。

やっぱり早い時期から下ごしらえできていると素晴らしいもので、
先日、中3生に解かせてみた問題は、


★大学入試センター試験


です(笑)。
小学生で「附属・泉丘の国語基礎編」(中1・中2でも講習会だけやっています)、
中学生で「標準編」、中3生で「応用編」と、
シリーズで組んでやっています。
これらがマスターできれば、
過去最年少で、中1冬の時点でしたが、
センター現代文8割〜9割取れます。
ちなみにこの生徒は、独立前の塾で教えた生徒で、
東大に現役で合格していきました。

中3でもひとりが8割超えました。
まぁ、将来の旧帝大合格候補ですね。
もう1人から2人くらいイケると思ったんですがね(苦笑)。

国語は基本がしっかりできていれば、
大学入試だろうが、高校入試だろうが、大した問題ではありません。
数学において、小学校だろうが高校だろうが、
1+1=2のルールをはみ出さないのと同じです。

高校入試に関係ない?
いえいえ、誰にでも分かるような直接的な部分しか触れないと、
生徒たちがどんどんバカになっていってしまうんです。

もう県内トップ校ですら、授業がうるさいとか、
同級生が幼稚すぎて困るとか、
そういう話を聞きすぎて、辛いです。

                            ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 19:11| Comment(0) | 附属・泉丘の国語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする