2017年10月16日

もう一息ですね。


今晩は、本日も粛々。

石川県総合模試をもとにして、中3には話をしているのですが、
いろんな意味で「あと一息」という感じがしてもどかしいです。

偏差値の平均は62〜3くらい(二水くらい)ですから、
例年の寺子屋生と比べても普通くらいです。
にも関わらず、
例えば、
答案を見ていると、是が非でも点数を取りに行こうとした形跡が少ない、
効率良くやることばかりを考えて(それ自体は悪い事ではない)、勉強量が増えない、
1カ月という期間で見た場合、安定したリズムができていない、
などなど。

今まで同じくらいの成績の生徒への悩みと比べて、
数段階下という印象で、
この傾向は年々強くなっています。

まぁいい点としては、
今までの生徒に比べて、知的好奇心が格段に高いということでしょうか。
調べもの等はよくやっています。

指導する側としてももう一息で、
全員偏差値60以上、
偏差値の平均が65以上、
偏差値70以上が生徒の半分
狙いたい数字がたくさんあります。


                              ごんぼっち

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2017年09月13日

数学の文章題が好きな生徒


今晩は、本日も粛々。

低学年を教えるようになって、
高学年・中学生になって伸びなくなるメカニズムが、
少しずつ理解できるようになりました。

早い子では小学校1年生から始まっていて、
いくつかポイントみたいな部分があります。

そのうちのひとつが、こういう問題。
ドラえもんがどら焼きを7個持っています。
犬神佐清(すけきよ)君はドラえもんより4個少ないどら焼きを持っています。
どら焼きは合わせて何個ですか?

なぜドラえもんと佐清なのか?
それは去年の「たまには違う格好で勉強する日」の

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私のコスプレですが、
佐清君の仮面は、生徒たちは元ネタを知らなかったせいか、
真剣に怖いと言われて凹みました(笑)。

それはともかくとして、
こういうところをじっくり考え方からやっていくので、
大抵、寺子屋の小学生たちは、
文章題が好きになっていきます。

最初は算数=計算問題と考えていた子たちも多いのですが、
こういうちょっとしたごまかし理解の積み重ねが、
代数の分野を苦手にしちゃいますし、
算数と国語が対照的な科目といった、間違った印象を与えてしまいます。

こういうところにひと手間加えたいですね。


ごんぼっち
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2017年06月04日

テストで伸びたことをお知らせしなくなった理由

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こっそり今年も寺子屋登場です。


今晩は、本日も粛々。

中間テストがぞくぞく返ってきていて、
自己最高得点更新やら、自己最高順位取ったやら、
いろんな報告が来ていますが、
ブログやチラシをお知らせすることは、ここ数年一切していません。

したほうが、宣伝としても、生徒のやる気アップのためにも、
いいのは分かっているのですが。

理由のひとつは、学年トップ10やら、点数大幅アップやらが、
寺子屋的には大して珍しい事柄ではなくなっていることです。
毎年1月の保護者会で、
実際の成績推移を全員分お見せするという、大胆なことをやっています。
他の塾さんのことは知りませんが、
結構すごい数字が、毎年踊ります。
点数や順位が良くなったことよりも、
考え方が前進したり、物事を深く考えるようになったり、積極的になったり。
そっちの方がかけがえのない財産です。

極め付けは、
とある高校に大逆転合格できた保護者の方から。
「点数が数点違ったとしても、人生に大して影響はない」と言われ、
一生懸命指導して、点数を上げることまではいいのですが、
それを誇らしく思うことに馬鹿馬鹿しくなりました。

点数が上がって、大逆転できれば、
何か思うことを抱えてくれ、その後の生活が変わるはずだ。
こう無邪気に考えること自体が甘かったわけですね。
ですので、生徒の成績以上に、考え方や取り組み方を注目するようになりました。

もうひとつ理由があるのですが、
それはまた次回に。


ごんぼっち
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2017年06月03日

小学生や中学生に難しい問題を与える理由

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現在発売中のクラビズムに寺子屋がひっそり登場しています。


今晩は、本日も粛々。

寺子屋の小学生・中学生のテキストは、
教材会社さんが「全国でも採用しているところはほとんどないくらい難しい」教材を
選んでいます。

理由はいくつもあるのですが、代表的なふたつ。
「丸が付く楽しさより、じっくり考える楽しさを伝えたい」

ごまかし勉強が身に付いている子は、
マルが付くことが勉強だと勘違いしています。
マルが付くためには、平気でズルをします。
泉丘の生徒のうち、このごまかし勉強で泉丘にたどり着いてしまった不幸な生徒は、
文章をまとめるという課題すら、解答の暗記で乗り切るそうです。
大学の課題は、数冊の本をまとめる作業があるのにねぇ(笑)。

マルが付かなくても、じっくり考えて解く。
ああでもない、こうでもないと考えるのが、人間は本能的に楽しいことを、
思い出してもらいたいのです。
そして、失敗から工夫することが、学問の出発点であることを伝えたい。

これが、私のイメージしている勉強です。
まぁ、ある種の理想論です(笑)。
ですが、それだけでなく、実際に成績という点取りゲームの部分でも、
実は難しい問題集を用いた方が、絶対にいい!と言い切れる部分があります。

算数・数学だと分かりやすいのですが、
簡単な問題集ほど、計算が基礎で文章題が応用という、単純な図式で構成されています。
本当の基礎は、
分数は何か?とか、かけ算ってどういうこと?のような、
概念を徹底的にやらなくてはいけないはずです。
にもかかわらず、
簡単な問題集ほど、概念に触れず、計算ばかり。
難しい問題集はたっぷりと概念に触れます。

概念がわかっていない子に、
計算方法を工夫したり、文章題で日本語から数式を読み取ったり、
できるわけがありません。

つまり、
生徒のレベルに合わせて、簡単な問題集を使えば使うほど、
計算等はできるが、考え方は分からないという、
伸びない生徒予備軍を作り出すことになります。

これに過去問対策で点数だけは取ってきた子たちが、
進学校に大量にいます。

なるべく本質的なアプローチをしようと思うと、
むしろ難しい問題集を使った方がよいと、結論にならざるを得ないんですね。


                              ごんぼっち
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2017年05月14日

寺子屋から世界へ(一人目)


今晩は、本日も粛々。


寺子屋卒塾生から、ボストン大学(universityの方ね)合格が出ました。
ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領や、
マルティン・ルーサー・キング牧師の後輩になります。

中学校のときは、国内の大学に関心があったようですが、
高校の先生や先輩からの話を聞いて、
海外の大学に関心を持つようになったそうです。

確かに、最近の東大総長や京大学長の話では、
「受け身の勉強ではなく、主体的な勉強が必要だ」とか、
「研究は対話が大切だ」とか、
本質的ではありますが、どうも志が低いなと。
もちろん原因の一端は、我々塾にもありますから、いつも反省させられますが、
このような状況では海外の大学に行きたくなるのも、
無理はないと思います。

私はこの生徒の推薦文を書くことと、
時折スカイプで近況報告や相談を受けていたくらいですので、
特に何か指導をしたということは無いのですが、
ひとつはきちんと自分のやりたいことと進学先を一致させて、その結果合格したこと、
(ですから、国内海外・偏差値の高低は、実はあまり重視していません)
それから、寺子屋のイズムを持った学生が世界に羽ばたくのは、純粋に嬉しいです。

私はまだ先進国に、海外旅行に行ったことが無いので、
いつかこの生徒が在籍しているうちに、アメリカに行ってみたいと
密かに考えています。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする