2016年10月23日

余熱で点数を取る

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20日発売のクラビズム11月号の、プチクラビズムに寺子屋登場です。


今晩は、本日も粛々。

寺子屋が低学年の指導を行うようになったのは、
生徒たちをみていて、

★一生懸命頑張っているのに、これ以上伸びないと実感する生徒が一定数いる

★本質的な勉強をしていなくても泉丘程度なら合格してしまう

ということに、なんとかしなければ、、、と、
ずっと思っていたからです。

今回はひとつ目について。

保護者の立場ですと、職場にやってくる新入社員のような人たちに感じるかもしれません。
真面目以外取り柄がない、高偏差値大卒の若い子。
目先のことには一生懸命ですが、
先を見通したことや、物事を疑ったり自分で考えたりが極度に苦手なタイプ。

本来であれば、
点数を追求していけば、自然に物事を考える力が身についていかなければいけません。
しかしながら、例えば、
比較的簡単な計算で、すぐ筆算を用いる。
英単語を、英語・日本語の一対一対応で覚えている。
漢字の部首の部分を書き間違える。
これらが平均点にいかない子たちがするならわかります。
学年順位で一桁や、
二水や泉丘志望の生徒でもやってしまう。
どうもおかしい。
小さなことのように思えるかもしれませんが、
論理や国語力なんて言われているものの正体を知っている人からすると、
由々しき事態です。

それで小学校高学年に力を入れ始めました。
それでも、高学年までに低学年内容が身についていない子の多いこと多いこと。
低学年内容や幼児教育の勉強を、私自身がやり直して、
私たちが学力と呼んでいるもの、
無意識の奥底まで潜ってみて、
当たり前とか、センスという言葉で片付けているものの正体を、
明らかにしようとしてきました。

それで分かったことを、
低学年で行っています。

初年度で低学年内容をやっていた3年生が、
今、4年生で高学年内容を実施しています。
今のところ全員が、
首都圏中学入試レベルのテストで偏差値60前後です。

低学年当時はがっつり宿題も出していませんし、
大量演習なんてのもやっていませんし、
春期・夏期・冬期の季節講習もやっていません。
が、
首都圏で、附属泉丘と同等またはそれより上の実績を出している
中高一貫校合格レベルです。
いや、県外受験の予定はありませんが(笑)。

点数を目的にして、結果的に学力が身につく方法が、
優秀な生徒でも通用しなくなってきています。
であればこそ、
学力を追究して、その余熱で点数を取る。
こういうアプローチが本当に大切だと、実感しました。

幸い、石川県は中学校受験熱が大都市ほどの熾烈ではありません。
中学校に入って部活漬けになる前に、
高校入試までの間に、
点数を取るという、学力をつける際のおまけ部分にスポットライトが当たるまでに、
じっくりこういうことが出来ます。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(2) | 低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月22日

プチクラビズム

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20日に発売された、クラビズム11月号のプチクラビズムに、
低学年の勉強のコツについて書きました。


今晩は、本日も粛々。

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こんな感じで、登場しています。

教育関係者とお話しをしていて、
勉強面に関して素晴らしいと、関係者が絶賛するご家庭の共通点を探すと、


★子供が関心を持った事に、すぐ具体的なアクションをする


ということになるのかな?と思います。
あくまで小学生うちの話ですが、
関心を持ったことについて、家でお話ししたり、
本屋や図書館に連れていってあげたり、
博物館などの施設に行ったり。

賢い保護者でありがちなのは、
抽象的には子供の関心や興味を分かっているのですが、
具体的なアクションに結びつけられていないケースです。
小学生で大切なのは、
速く計算することでも、暗記が得意なことでも、
テストの点数が良いことでもありません。

分かっているようで分かっていない保護者は、
小学生のうちはたっぷり遊ばせるのが大事、とそれは事実なのですが、
遊びという具体的な世界が、
抽象化すると何につながっているか保護者が把握していなければ、
ただの暇つぶしと同じです。

具体的な経験をたっぷりさせて、
抽象的な理論や経験則上の理論に結びつける。
計算を速くしたり、点数を取るテクニックを身につけたりは、
高校入試の時で充分ですが、
その前にこれらが入っていないと大変です。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(2) | 低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

九九の下ごしらえ


今晩は、本日も粛々。


小学校2年生の子たちが、そろそろ学校で九九に入ります。
これがやっかいな代物で、
我々も昔やったような暗唱ですと、
後々に位上げ・位下げで間違うような、アカンことになります。

ですので、
九九を用いずに、かけ算の概念を教える授業をしています。

飲みこみが速い子は、
2ケタ×2ケタや、3ケタ×2ケタのかけ算も暗算でやってしまうようになります。
もちろん、
そろばんやフラッシュ演算、
大量プリント演習なんぞは用いません。

こういう下ごしらえがあってはじめて、
かけ算や割り算が入ってくるんです。
暗記や暗唱をやる前に、
必ず下ごしらえが必要なんです。


                           ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 21:06| Comment(0) | 低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

数感を育てる


今日は、本日も粛々。


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今日も京都で勉強会。
持論として、数学と国語は同じ科目。
数学は得意ですが、国語ができない生徒は、数を量でなく記号で処理します。
算数が苦手な子は、記号的な処理すらできない。
ですが、点数としては、前者が90点、後者が30点。
欠けている能力は同じなのに。

本当はこれを小学校1年までに仕込んでおきたいのですが、
たいてい寺子屋に、しかも低学年でお問い合わせいただくご家庭は、
幼稚園で専門的な教育を受けているか、
保育園でもご家庭でちゃんとポイントチェックをしているか、
どちらかなので、
公立小学校で、勉強のハードルが下がったときに対策ができれば充分かなと、
思っています。

先日、低学年の子を見送りに行ったら、
中学生の女の子が二人通りかかって、
あんなちっちゃいのに、もう塾なんて行ってるんだー、信じらんない〜って言っていました。
まだ中1くらいなのに、
もう勉強=大人から押しつけられるもの、みたいな認識なんですね。
可哀想に。

だいたい、子どもでも大人でも、
頭を使うことや、知識が増えること、知らないことが明らかになることは楽しいはずなんです。
それが苦役と感じているということは、
何かで歪めているんですよね。

歪みが本質だと誤解している子もいます。
特に優秀ですが、誤魔化しを身につけている子なんて、典型です。

2ケタと2ケタの足し算や、
2ケタと1ケタのかけ算で筆算なんかを使っている変な中学生、
たくさんいますよ。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 14:49| Comment(0) | 低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月17日

何度言ったら分かるの!


今晩は、本日も粛々。


京都で低学年指導の研修です。

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研修してくださる先生がよく象徴的に繰り返す言葉があるのですが、

「子供は200回言って1回入る」

寺子屋も低学年指導をしていて、初めて実感しました。
そう考えると、大人はなんと短気なのでしょうか。
我々が大人になるまで、いかに周囲の忍耐に支えられてきたことでしょうか。

もちろん、200回を100回・50回・・・と減らしていく努力も必要ですが、
本来そういうものだということは、何度心に留めてもやりすぎではありません。
保護者だけでなく、
我々指導者も。。。です。

中学生になったら、1回聞いたら1回行動になるように、
意図的に促していきたいですね。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 12:07| Comment(0) | 低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする