2011年10月07日

チューニングが合う


今晩は、本日も粛々。



真似とか観察・・・というものは、

単に相手の形態や、仕草を見るというよりは、

その仕草の時の気持ちまで考える。。。という表現が適切かもしれません。


読書でも同じで、

特に論説文や評論文では、

「この人がこういう表現を用いる時は、こういう気持ちなんだろう」というところまで、

想いを馳せるようにしています。


それを繰り返していると、次第に、その人の発想が自分の中に入ってきて、

その人の考え方で物事が見ることができる・・・

いや、その人の考え方でしか物事が見ることができなくなってします。



私がこれを初めて実感したのは、高校生の時。

当時最も好きだった、巨人の篠塚選手が、

ヤクルト先発、当時ルーキーの伊藤智仁投手が完封試合寸前の9回2アウト。


私は直感的に、ホームランを打つ!と予想しました。

篠塚選手は、当時プロ18年目、そしてホームランは毎年数本しか打たないアベレージヒッター。

ですが、なぜか直感的にホームランを打つイメージがありました。


根拠は、伊藤智仁投手、8回裏から球が上わずる場面が多く、

よく続投させてるな・・・というくらいの状態でした。


そして。。。



0:40くらいからが、問題の試合です。


この時、バッターボックスをわざと外すタイミングまで、予想できました。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/special/calender/calender_june/KFullNormal20080605177.html



こういう状態のことを、私は「彼とチューニングが合った状態」と勝手に呼んでいました。





私は勉強のことに関しては、

野球ではイチロー選手・落合監督の発言を、よく参考にします。


イチロー選手と「チューニングが合った」と感じたのは、

2009年第2回のWBC決勝戦で、イチロー選手が決勝タイムリーを打った、あの場面です。





この大会のイチロー選手は、らしくないくらい絶不調でした。

2アウト1塁・3塁でイチロー選手に回ってきた時、

必ず凡退すると私は予想していました。いや、打って欲しかったんですよ、本当は。

でも、打つシーンが想像できませんでしたし、

イチロー選手からも「絶対打ってやる」という気迫は感じられませんでした。


が、ここで何球目かに、ワンバウンドになりそうな低い球をファウルするところがあります。

その瞬間、「決まった!」と、直感したんです。なぜだか。


イチロー選手本人も、そう思っていたようです。





正確に言うならば、

イチロー選手は「あのボールをヒットにできると思って打ちにいった感覚を持った自分だから、イケると感じた」と言っていますが、

私は、「あのボールを打ちにいけるくらいまで、ボルテージが上がってきた」と感じましたので、

100%一致していたわけじゃないんです^^;


とはいえ、こういう「チューニングが合った」状態になった時は、

「一流の人と同じ発想でモノが見えて嬉しい」という感覚よりも、

「当たり前」としかとらえていません。

だから、もう自分のモノになった感覚なんでしょうね。




今はあまりひとつのことにこだわる・・・ということをしない・できにくい時代ですから、

敢えてこういう、

「その人の考え方でしか物事が見ることができなくなるくらいまで、一人の考え方を追究する」

ということはあってもいいのかな?と思います。




「どうしても気になってしまう」という人を見つけるためには、

いろんなものに触れるしか、

方法は無いのですが。




                               ごんぼっち



posted by ごんぼっち at 23:03| Comment(0) | ちょっと思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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