2016年10月03日

830円の正義


今日は、本日も粛々。


年のせいか、最近、東京の下町を歩くのが好きです。
今日も新幹線までの間、ぶらっと歩くことにしました。
画廊や昭和初期の建造物などをふらふら寄りながら、
穴子や鰻、羊羹などの老舗の店構えを眺めます。
江戸時代や明治時代から続く名店が持つ雰囲気は、
それだけで人を惹きつける趣があります。

ふらふら歩きながら向かったのは、

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毎度お馴染み、名店そばよし。
鰹節削り工場の一階で営まれている立ち食い蕎麦屋です。
削りたての鰹節でとった出汁でいただくかけ蕎麦は、
美味い以外の言葉を人から見事に奪い去っていきます。

そして削りたての鰹節からでたおかかを、
ご飯注文したお客さんだけ、おかかご飯にして食べられます。
中には生卵を注文して、おかか卵かけご飯という、
横綱とIWGPチャンピオンを同時に味わうような贅沢をしている方もおいでます。

季節の野菜天冷やかけ蕎麦 410円
ご飯並盛り 160円

わずか570円で、心もお腹も極楽です。
ワンブロックくらい歩いて向かうのは日本橋カフェ。

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店主こだわりの豆を煎りたて・淹れたてでいただきます。
一口飲んだだけで、コーヒーってなんでこんなに豊かな味わいするんだろうと、
ため息がもれるような一杯を、
紫煙とともに味わいます。

コーヒーLサイズ 260円

全国どこにいてもいつでも誰が淹れても、同じ味にする工夫。
目立つ場所に出すテナント代。
それを考える人や、アルバイトなどの給与。
コーヒー味だけで勝負できないから、サイドメニュー開発する費用。
コーヒー1杯にコーヒー以外の費用の方に多くのお金を払って飲む500円のコーヒー。
コーヒーそのもの・それを選ぶ目利き・淹れるこだわり・そしてテナント代と、
極限までコーヒーのため費用にお金を払って飲む260円のコーヒー。

ハズレが少ない・名前を聞いたことがあるという安心感手に入れるか、
コーヒーそのもの手に入れたいかという選択は、
フランチャイズや大手塾と、個人塾と関係によく似ています。

東京の一等地で、830円で過ごす、原点に近い時間。
これを正義と呼ばずして、何と呼ぼう。
しかしながら、人間が発明した経済という観点の正義とは少し離れているところも、
ちょうど居心地いい。
どんな観点から見ても正しいことというのは、
とても味気ないものでもあると思うわけです。


そんなことを考えながら、寄り道しつつ東京駅へ向かうと、
山梨物産展。。。なんて面白そうなものがあるじゃないですか。
前職の大手塾社長夫人、取締役常務ご出身が山梨県で、
ご実家に帰省されるたびに、桔梗屋の信玄餅をお土産にくださいました。
これが何度食べても美味しいんです。
信玄餅と信玄桃を母親のお土産購入して、おめあてはこちらです。

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各地の名物料理フェスみたいなので、
売り切れ続出の信玄餅ソフトです。
単品でも美味しいソフトクリームに、
信玄餅黒蜜ときな粉をかけて、横に餅を三つ並べた代物です。
ソフトクリームで510円は強気な価格設定ですが、
ソフトクリームそのものが美味しいので何しても美味しい感じでした。

この品種を保って欲しいなぁ。
かほく市民は知っています、
某牧場できた当初のソフトクリームの美味しさを。
そして有名になったら、それがどこかに行ってしまったことも(笑)。

さ、みんなの分のお土産購入して帰路につきます。
今回お土産は、東京カムパネルラ。。。じゃなくて、
東京カンパネラ。


ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 14:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする