2015年03月30日

民俗学・台湾・新渡戸稲造


今晩は、本日も粛々。



昨日の日記に、大学教授の方との語らいに、

実は、国語を教える際のヒントがあったお話しを書きました。



そういえば、その大学教授の方が最近本を出されまして、

日経ビジネスやら、

新聞の書評やらで、

好評を博しています。

私も春期講習後の読書リスト、最優先書籍に入っています。



人文・社会科学に興味がおありのかたは、是非ご一読ください。

知的興奮に満ち満ちた時間になると思います^^

今気づいたのですが、もうkindle版が出ているのですね。

大人気です。


『民俗学・台湾・新渡戸稲造』(佐谷眞木人・著 講談社新書メチエ)



柳田國男や新渡戸稲造が、ちょっと関心領域から遠い方は、こちらいかがですか?

『日清戦争〜「国民」の誕生』(講談社現代新書)

日本では日露戦争が注目を浴びることがあっても、日清戦争にスポットが当たる機会は少ないです。

が、今の日本人が持つ発想の一部のルーツは、

日清戦争という巨大なカーニバルにあったのでは?と喝破し、

それを、政治家や実業家たちではなく、

メディアと民衆が日清戦争をどう感じていたか、

当時の資料を丁寧に読み解いていきます。



ご紹介した一冊目は未読ですが、

歴史に触れるということは、ある意味、

その国民や関係諸国の触れられたくない部分を暴く行為に似ています。

そういうのを暴いた恍惚感にひたる文章、

もしくは罪悪感がひしひしと感じられる文章もあります。

しかし、日清戦争の読後の清涼感は、

おそらく著者が、

今の日本を強く強く憂いているのと同時に、

でもこういう機会に、もっと人間の、日本人の、周辺諸国の人々との、

理解を深めていきましょうという、

にっこり佇んでいるようすが、文章から透けて見えるからだと、

勝手に私は思っています。



春の夜長のお供にどうぞ^^



                             ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 余談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする